人手不足解消ラボ

人手不足解消や従業員満足度向上のため、企業に必要なことをまとめています。

在留外国人が過去最高に!

増え続ける外国人!

在留外国人が過去最高の263万人になったようです。

これは、日本の圧倒的な人手不足を背景に、その数を急激に伸ばしていることが挙げられます。

大きく分けて、流れは2つあると思われます。

留学生が大幅に増加!

1つ目は、留学生の大幅な増加が挙げられます!

特に目立つのは、日本語学校の学生を中心とした留学生です。

日本語学校自体が大幅に増加しているため、そこで働く留学生が増加していることや、2年や1年半の間、日本語学校に入学して、その後に専門学校や大学に入学・編入する学生が大幅に増えています。

皆さんの周りでも、コンビニや居酒屋などで多く見かける外国人は、主にアルバイトとして働いている留学生になります。

外国人技能実習生の増加!

2つ目は、外国人技能実習生になります。

製造業・建設業・農業・漁業などでは、慢性的な人手不足の状態になっています。

日本人を採用しようと、給与体系などを見直しながら、新規採用などを行なっても、上記の業種などは、ほとんど採用できなくなっています。

それを改善するために、外国人技能実習生を採用する企業が大幅に増えているためです。

外国人技能実習生については、受け入れ期間が3年から5年に延長されることや、新たに介護分野が加わることになり、さらに人数は増えるものと思われます。

こうしたことから、在留外国人が増加しているものと思われます。

更に拡大する、外国人の受け入れ!

在留外国人の増加は、これに留まりません。

新たな在留資格、「特定技能」の在留資格が新設!

留学生や外国人技能実習生の増加により、在留外国人が過去最高になったとのことですが、更に次年度は過去最高を更新しそうな勢いです。

それは、加速する人手不足の緩和のために、新たな在留資格が新設されるということです。開始は2019年4月からを予定しているということですが、過去に技能実習生を経験して母国に帰国している人や、「特定技能」ビザの取得が可能になる試験をクリアにした人を新たに採用できるというものです。

農業・建設・造船・宿泊・介護の5分野で、新たな外国人の就労が可能になるというものです。

さらに、最大の特徴として「単純労働」が認められている!ということです。

今の所、この在留資格は5年の予定ですので、5年間は同じ人を採用できるということです。これは非常に大きいと思います。

また、拡大して考えれば、農業・建設・介護などでは、外国人技能実習生+特定技能を組み合わせれば、最長10年も可能になるかも知れません。

もちろん、家族の同伴などの問題も、今後焦点になるかもしれませんが、人手不足に苦しむ業界や中小企業には明らかに朗報ですよね!

こうした流れを踏まえて、在留外国人はますます増え続けていきますが、うまく日本人や地域と共生する方法を考えていくタイミングになるかも知れませんね。