インドネシアからの介護技能実習生19人が来日
介護外国人技能実習生、いよいよ本格化!
昨年の11月から解禁になった、介護外国人技能実習生。約9ヶ月を経過しましたが、未だ中国人の介護技能実習生が2名のみの入国しかしていない状態でした。
入国に際して、日本語検定4級(N4)の資格を持っていて、更に1年以内に日本語検定3級(N3)に合格しないといけない!などのハードルが高かったため、諸外国の送り出し機関から敬遠されている部分もあり、なかなか介護技能実習生が入国しませんでした。
そのような中で、インドネシアから、2018年8月29日に19人の介護外国人技能実習生が来日することになったようです。今後も、在留資格の許可が下り次第、随時入国されるようです。
元々、インドネシアは経済連携協定(EPA)を結んでいることから、看護師などの受入れはありましたが、今回、介護外国人技能実習生が入国することにより、本格的に受入れが開始されるということです。
懸念材料とされていた、日本語検定ですが、入国する介護技能実習生の場合は、70%以上の実習生は、日本語検定3級を取得済みのようで、1年後のN3の合格というハードルは大半はクリアされるという状況です。
また、実際に現地でも、日系の介護サービス付き高齢者住宅で座学と実技などを学んでおり、より即戦力の要素も高くなっていると思われます。
これで、日本で2ヶ月間の監理団体での日本語・介護実習を行い、晴れて現場で働くことになります。
現状のルールでは、問題がなければ5年間、日本で働くことになりそうです。
(新たに新設される在留資格ができれば、更に5年間働くこともできそうですが・・・)
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これは、日本にとって介護分野での人材不足解消の大きな流れの1つになります。
予測ですが、どの規模の施設で働くかにもよりますが、1施設に3名~5名の人材が配置されると思いますが、実習生たちも、日本の仕事に対する不安があるかと思われます。
日本側でも、しっかりと受け入れ体制を整えて、現場の不安を解消できるようにサポートして欲しいと思います。
人手不足解消のため、外国人技能実習生を受け入れ、その期間が終わることで、母国の実習経験のある業種に携わるための実習生ですが、現状は他の仕事に携わる人も多いため、この辺りは整備が必要になるかと思われます。
2018年8月10日時点で、介護職で認定が下りた外国人技能実習生は178人いるようで、順次、日本の介護施設で働き始めます。いよいよ、介護現場に外国人が当たり前になる状態も予想されるため、しっかりと状況を見ていきます。
私は、入国後、いかに現場で戦力になれるか!このことに特に注目していきます。