人材(人手)不足は職場環境にも大きな影響を与える
人材(人手)不足が負の連鎖を招く
人材(人手)不足は、職場にも大きな影響を与えており、時間外労働 の増加や、精神的に余裕がなくなることから、人間関係が悪化してしまい、 職場環境が悪化し既存社員の離職につながるケースも多発しています。
1人の退職が起こることで、1人抜けた後の穴埋めを残った社員でカバーするしかなくなり、残った社員の負担が増加します。そのため、必然的に残業が多くなったり、休日出勤なども増えていき、残った現場社員の負担は本当に大きくなっていきます。その結果として、疲労が蓄積してミスが多くなったり、休日が少なくなることでリフレッシュがうまくいかなくなったり、家族との関係が悪くなったりと、本当に負の連鎖が起きていくことになります。そうなると、その社員も退職や転職を考えるようになり、比較的若くて行動力のある社員から新たな退職者を生むことになるのです。
人手不足の現場はどうなっているか!?
私が、相談を受けて、中小企業を訪問した場合、経営者の話を聴いた後で、必ず社員一人ひとりと面談をさせていただくのですが、その場合に話が出てくるのは以前と比較して、現場の負担が重くなってきている!ということです。
会社の空気は非常に重いです。
・仕事量が前よりも増えている
・残業が増えた
・休日出勤で休みが1日になった
・家族といる時間が減った
・社長が現場に入って、かえってやりづらくなった
・社員の関係もぎすぎすし出した などなど
人材(人手)不足 ⇒ 社員の負担増 ⇒ 職場環境の悪化 ⇒ 社員の離職 と
まさに負のスパイラルに陥ってしまいます。
外部の人間が訪問することや、カウンセリングの専門家が話を聴くこともあり、その不満や不満がどんどん出てきます。面談時間を大幅に超えることも多くあります。
誰にも話すことができず、悶々として、1人で悩んでしまっている人も多くいます。
もう、メンタル崩壊の一歩手前という人もいるのです。
社内でそういう環境が作れないならば、外部の人材を活用することも必要ではないでしょうか?
社内環境を円滑に整えるもの、離職者やメンタルの悪化による休職などを無くすことも、経営者の立派な仕事です!
経営者は、自分の事業の専門家です。
会社の存続に関わることや、事業の拡大や新規事業の実施などは、経営者でなければ行うことはできません。
しかし、身体は1つで1日は24時間、1年は365日しかありません。
人材に関することは人材の専門家を効果的に活用する方が効果的です。
素晴らしい職場環境を作ることも非常に重要です。