人手不足解消ラボ

人手不足解消や従業員満足度向上のため、企業に必要なことをまとめています。

働く人が年々減少する?生産年齢人口の減少とは!?

生産年齢人口の減少とは?

生産年齢人口とは、労働できる能力あるいは資格を持ちうる年齢層を指す言葉になります。

要するに少子化によって、働ける人がどんどん減っていくということになります。

つまり、今後は働ける人材自体が大幅に減少していきます。

そのため、労働市場では少ない人材の奪い合いが起こり、中小・零細企業や、求職者に対して魅力の無い企業は、本当に人材を採用できなくなります。

そのため、高齢者の積極活用や、専業主婦などの人材の掘り起こしを行なっていく必要があります。障がい者雇用も選択肢の1つに入れてもいいかもしれません。

特に、短時間勤務や、イレギュラー対応、1人で仕事を完結できるオペレーションなど、企業側も柔軟な受け入れ体制が必要になっています。

子育て中の女性や、高齢者を採用する場合、子供の病気などの際の突発的な休みや、本人の体調などによる休みなども考える必要があるかと思います。特に、現在のような猛暑や寒暖差などでも、体調を崩しやすくなり、休まないといけなくなったりもします。

そういう不測の事態にも対応できないと、働きづらい環境になってしまうかも知れません。

このような状況の中、中小企業では、魅力ある会社作りを行い、求職者にアピールすることや、既存社員が離職しない職場環境作りを行う必要があります。

あとは、様々なイレギュラーを想定して、その人がいないと他の人に迷惑が掛かってしまうような仕事などを減らし、一人で完結する仕事なども準備しておく必要があります。

また、日本人の人材確保が難しくなっていく現状においては、国が積極的に勧めている外国人技能実習生や、外国人のエンジニア、多言語を話すことができる外国人高度人材などを積極的に活用する企業風土作りも必要になってくると思われます。

風土作りということは、外国人を受け入れたものの、職場環境が全く受け入れに対応できていなかったり、特定の社員の教育・管理を押しつけたりしていては、一定の人にだけ負荷が掛かり、退職などに繋がるリスクなどもあります。

また、そのような外国人が地域などでも孤立しないように、日本の文化やルールなどもしっかりと教えながら、守ってもらわないといけません。

統計上で出ている、生産年齢人口の現状により、人手は減ることは確実です。そのため、人手不足を補う様々な方法を試し、問題点が出た部分から改善する必要があるのです。

ピンチはチャンスです!この逆境に立ち向かい、勝ち組になっていきましょう。