人手不足解消ラボ

人手不足解消や従業員満足度向上のため、企業に必要なことをまとめています。

新しいリーダーの在り方とは!?

現在のリーダーの役割とは!

企業の人材育成・教育のサポートをしている中で感じることは、これからの企業において、リーダーに求める役割が変わってきていることが挙げられます。

実際の現場でも、昔とは違っている印象を受けるのです。

従来のリーダーとは、自分が率先して前に出て、仲間や部下をぐいぐい引っ張っているリーダーが求められていたような気がします。私が新入社員の時にも、完全にそのタイプの人がリーダーで舌。

しかし、最近は企業側が求めている「リーダー像」が変わってきているような気がします。

最近の求められるリーダー像はどのようなものなのでしょうか?

それは、周囲のやる気を引き出していくリーダーや、周りを自主的にやる気にさせるリーダーとも言われています。

実際に、私たちが社員研修をする場合に、何らかのスキルを直接お伝えするものでなく、お伝えした知識を現場でどう活かすのか?その重要性を強く感じます。

良くある話ですが、魚を釣ってあげるのか、魚の釣り方を教えるようなものです。

ビジネスマナー研修などは、極端な話では、e-ラーニングでもOKなのかも知れません。

それよりも、従業員のモチベーションを上げたり、ストレスマネジメントを学んだりするものや、企業のミッションを共有したり、クレドなどを作成するものなども非常に重要視されています。

従来は、感覚的に行っていたリーダーが、今は様々な知識や理論を学んだうえでのリーダーとなるのです。

例えば、部下をタイプ別診断でタイプ分けを行い、そのタイプに合わせたコミュニケーションやマネジメントを行うのです。それぞれのタイプに合わせた方法を学び、現場で実践していくのです。

また、性格適性検査などで、人物の特性を細かに分析し、それに合わせてリーダーがまとめていくということも出てきました。

その他、モチベーションアップに関わるものや、行動を科学するという知識までも出てきていて、リーダーになるべく人材は数多くの研修なども受ける会社もあります。

このような研修を通して、新たな時代をけん引するリーダーを育成することが、激動の時代を生き残るリーダーの育成につながるものと思われます。

どれだけITやAIが普及しても、社内外でチームやプロジェクト単位で仕事をする機会は増えてくると思います。それは、会社という枠を超えたものになります。

その際に、今の時代に合ったリーダーが求められてきますので、しっかりとしたリーダーとしての資質を磨く必要がありますね。