原因と結果の法則について考える
原因と結果の法則
私が、会社を辞めようと考えてから、様々な分野の本を読みまくりました。
心理学関係の本や、ビジネス書、自己啓発書まで、年間400冊位読んだでしょうか!?
会社を辞めようかどうか?という迷いを払拭するためだったのかとも思いますが・・・
そこで印象に残っているのは
ジェームズ・アレンの『原因と結果の法則』
人格や環境、成功といった外側にあらわれる「結果」は、すべて内側にある「原因」によってつくられているというのが「原因と結果の法則」です。
人材不足に悩んでいる企業を訪問すると、人が集まらない理由が明確です。
そして、従業員と面談をすると、我慢の限界が近づいているのが手に取るようにわかります。中には、うつ状態の社員までいます!
そのことを経営者に話をすると、時代が悪いだの、辞めたいなら辞めればいいだの・・・
いなくなったら、新しい人を探せばいい・・・
今の結果につながる原因は何でしょうか?
そんな会社に人が来ると思いますか?バブル期並みの有効求人倍率になっています。
それから、半年くらい経過して、不満を漏らしていた社員も辞めてしまい、仕事が回らなくなったから助けて欲しい!って言われても、即効性のある対策はなかなかありません><
一番の対策は、社長が変わること!ではないでしょうか!?
今の結果を招いたのは、明らかに経営者に原因の大半はあるのですから・・・
しかし、経営者は従業員が不満を持っているということをわかっていません。
休みがないのも当たり前、残業なんて自分の技術が向上するためだから残業代は出ない!
今の若い世代は、やりがいとかよりも、休みや定時で帰ることができる、福利厚生が充実している!などの環境をとても大切にします。
働く側に合わせた、仕事環境を変える必要があるのです。
自分がやってきたことを、そのまま今の若い世代に置き換えた仕事では、人も採用できないですし、たとえ採用できたとしても、すぐに辞めてしまう可能性が非常に高いと思われます。
この状態は少なくとも、2020年までは続くと思われますので、今こそ新たな時代に向けた新しい環境を作るタイミングであると思われます。
今変わるためのチャンスが来ています!内なる声に耳を傾け、ピンチをチャンスと捉え、事態を好転させるための「原因」を創っていきましょう!
そうすれば、おのずと「結果」は変わってきますから・・・
人が集まり定着する「原因」と従業員満足度の高い「結果」が出る仕組みを作っていきましょう。