仕事におけるメンタルタフネスの重要性
数多くの企業を回る中で、よく話が出るものは、最近の若い人材はすぐに心が折れる!や、根性が無い!やる気が感じられない!など、メンタル面に関する話をよく聞きます。
それらの中で、一方的に若い人がメンタルが弱いということではなく、コミュニケーションに数々の問題があることや、物事の受け止め方や、その場合の自分自身のコントロール方法などが非常に重要になります。
今、ビジネスマンに対してメンタルトレーニングの重要性が問われています。
私は、単純にメンタルを強くする!ということではなく、様々なメカニズムを理解した上で、メンタルとレーニンというか、メンタルタフネスを身につけていただきたいと思います。
自分自身のコミュニケーションのパターンや、感情のコントロール、更には物事の受け止め方などは、人それぞれ、一種のパターンがあります。
それらのメカニズムや自分自身のパターンがあるため、それらをしっかりと理解することが重要です。
例えば、上司からあることを言われた時に、自分自身はどのような反応をするのか?
その時に、自分自身はどのような気持ちになるのか?
その時に、どのような言葉を思い浮かべるのか?もしくは発するのか?
これらによって、ものすごく落ち込んだり、反対にやる気になったりします。
うまくいかない人は、自分自身にマイナスな状況が起こった時に、「また」とか「やっぱり」という言葉を思い浮かべたり、言葉に発したりします。
そうすると、潜在的に自分はマイナスなことが起こることが通常だという自分が長い時間かけて作られていきます。
反対に、自分自身にプラスな状況が起こった時に。「また」とか「やっぱり」という言葉を遣う人は、潜在的に自分はプラスなことが高頻度で起こる!という自分を作っていくのです。
たったこれだけのことでも自分が作られていくのです。
メンタルタフネスというと、メンタルを鍛えていく!という要素が強いと思いますが、誰にでも同じように起こることを、どのように捉えて、次の自分のどのように活かしていくか!たったこれだけのことなのです。
ストレスになるようなことが発生したら、そのストレス避けたり、最小限に受け止めるようにします。
その上で、起こった出来事をどのように受け止めるのか!?これをコントロールするだけなのです。
失敗を、そのまま失敗として捉えるのか?
失敗を、うまくいかない方法を見つけた!とするかで、その出来事は自分自身にとって、真逆のものになるのです。
こういうことを繰り返せば、メンタルタフネスは容易に身につけることができるのです。
私が、普段アスリートに行うものを、少し事例などをビジネスにアレンジすることで、メンタルタフネスを身につけることができます。